BlueLunchboxのブログ

得点を競う・記録を競う

いろいろなスポーツで勝ち負けの決め方を比べると、

相手と対戦して「得点を競う」競技と、「記録を競う」競技に分けられる。

得点を競う競技は例えば野球とかサッカーとか。

記録を競う競技は例えば陸上とか体操とか。

 

得点を競う競技は相手がいるから、

対戦の結果で自分の得点というのは自分の実力を客観的に表したものではない。

対戦相手との相対的な結果だ。

記録を競う競技は、大会参加者の中の順位っていうほかに

自分の記録との戦いっていう面もある。

大会で順位が最下位だったとしても、

その記録が自己ベストであれば達成感があるんじゃないかな。

 

得点を競う競技の場合、実力差が近ければ

作戦とか駆け引きで展開が変わることがある。

自分がベストのプレーをすることだけに気を取られて

作戦や駆け引きまで気が回らないとなかなか勝てない。

 

スポーツだけじゃなく、学校の勉強なんかも記録を競っているんだろうな。

同じ問題をみんな一斉に解いて、点数で順位が決められる。

学校の成績を「対戦型」で決めたらどうなるだろう。

クラスの中でトーナメント表を作って、

対戦相手とお互い1問ずつ何回か出し合って、正解が多いほうの勝ち。

最後まで勝ち残った人がクラス内ランキング1位。

 

どうすれば相手に勝てる??

何問か出してるうちに、「あ、こいつ、さては算数苦手だな。」って気付いたら、

とことん算数の問題ばかり出すといい。

もう自分が算数苦手なことなんか棚に上げて。

「この子、理科が得意そうだけど、あたしも理科好きだから

理科の問題出しちゃお。」なんてやったら勝てるかどうかわからない。

 

こんな感じに考えると、

得点を競う「対戦型」の競技で勝つコツはなんとなくわかるんだけど、

いつも自分のレベルアップに余念がない現役選手は、

自分のプレーにのめり込むあまり、

こういった基本的なことに気付かなかったりするし、

対戦型で有利になる秘訣として相手の情報をより多く取り入れるための

コミュニケーション力(りょく)が大事になるような気もする。

なんちゃってハンバーグ

車のタイヤを冬用から夏タイヤにはきかえた。

やっぱり夏タイヤは走り心地がしっかりしてていいな。

毎年同じこと言ってる。

 

さて、インターネットの動画で、

ひき肉を使った「簡単ひき肉ステーキ」みたいなのが紹介されていた。

見た感じ、ステーキっていうよりはハンバーグに見えて、

それがひき肉に片栗粉を混ぜてこねて形を整えて焼くだけ

(焼く前のフライパンでニンニクのスライスを油で炒めたり

いろいろあるんだけど)っていう超簡単メニューだ。

 

これだよ。これ。

最近自分も「なんちゃって○○」みたいなのが多くなっているけど、

こういうのを求めているんだよ。

本物のハンバーグって卵とかパン粉とか使ってけっこう大変。

 

やってみたらちょっと慎重に焼きすぎたのか硬めにできあがって、

もうちょっとジューシーになってくれればよかったんだけど、

それでも予想どおり、

ハンバーグとステーキとつくねの中間みたいなのができた。

フライパンに残った油に調味料を混ぜて和風ソースも作って、おいしくできた。

 

前にこれに近い感じの、

ひき肉ともやしを刻んだのを焼いてハンバーグっぽくなってくれる予定のが、

あまりまじめにこねなかったから全然固まってくれなかったことがあったんだけど、

今回みたいにしっかりこねればそっちのほうがジューシーになるかな。

ゴールデンウィーク2021

明日からゴーデンウィークに入る。

今年もカレンダーどおりの休みをいただけて、

さらにもう1日、有給休暇も使わせてもらうことができた。

コロナ禍で休みどころじゃない、自分自身も危険に日々さらされている

医療従事者の方とかもいるというのにありがたいことだ。

 

さて、

自分が若い頃から好きでよく聞いているフュージョンバンドで

長くキーボードを担当されていた方が急逝されたというニュースを見て

とても驚いた。

62歳というからまだまだ早い。惜しまれる。

 

シンセサイザーなどのキーボードより生のピアノにこだわりを持っていた方で、

最近はコロナの影響もあるのか、インターネットの動画サイトで

ピアノを披露している動画がよく出ていた。

 

この方の楽曲には吹奏楽にアレンジされたりしたのもあったりして

ファンじゃなくても耳にしたことがある曲が多いと思う。

その中で自分では、あまりファンの間でも話題にならない、

ライブでもやったのを聞いたことがない曲なんだけど、

晩秋の小春日和の日に落ち葉が舞う公園の中を散歩しているような雰囲気の曲

があって、それがいつも自分の頭の中でグルグル回っている。

暑い夏の日でも寒い冬でも、仕事で忙しい時でも。

落ち着いた素朴な曲調、メロディで、風景が目に浮かぶようだ。

いい音楽を作るのに必要なこととして「歌をよく歌いなさい」って

人に教えている、っていうのも聞いたことがある。

ご冥福をお祈りします。

ミートソースの改良

朝起きて窓を開けたら雪が降ってて驚いた。

幸い、積もらずにやんでくれた。

 

さて、前にやったことがある簡単ミートソーススパゲッティ。

ひき肉とタマネギ、ニンニクのみじん切りを炒めて、

ケチャップ大さじ2、ソース大さじ1を混ぜてまたちょっと炒める。

 

前はこれをベースにワンパンスパゲッティにしたりしてたんだけど、

ミートソースって、麺と混ぜて作るか、それとも

先に麺をお皿に盛りつけた上にミートソースをかけるか、というのは

インターネットで調べてみても割と賛否両論のようだ。

 

別々派の意見の中で、カレーライスだって別々なのが当然じゃないか、

みたいな意見もあったけど、カレーとスパゲッティは違う食べ物だから

そこは比べなくていいんじゃないかな。

 

ま、作り方、盛り付け方、食べ方は人それぞれってことで。

今回は別々にやってみた。

 

一番最初にこの簡単ミートソースをやってみたときに、

麺とソースがあまりからんでくれなくてそこからいろいろ

工夫というか迷走した感じになったけど、

ワンパン風に煮詰めて麺にとろみがついたのがよかったのか、

今回は麺とソースと別々でも食べながらそこそこからんでくれておいしくできた。

これはもしかしてワンパンでやるより味にメリハリがあっていいかも。

 

こんな感じで、これまでやってこれた各種スパゲッティも

それぞれ改良のアイディアが出てきたりしてる。

単身寮での夕飯はだいたいうどんだけど、

しばらく各種スパゲッティを続けようかな。

ただなー、フライパンとなべとガス台がちょっと足りないんだよなー。

作業服

仕事のときに着ている作業服、

ふと見たら胸のところにグルグルと落書きしたような跡があって、

なんだ?と思ったら思い出した。

 

いつも首から下げている名札のストラップに

ボールペンのクリップを引っかけて仕事に出かけていたのだ。

たぶん、ボールペンが引っ込んでなくて先が出っぱなしになっていて、

それで車に乗って座る姿勢になったりしたから、

ボールペンの先が作業服に当たっていたのだ。

 

みっともない。

でもスーツとかワイシャツじゃなくてよかった。

 

洗濯洗剤を汚れの部分に直接たらして、

軽くこすって10分ぐらいほっといてから

ほかの洗いものといっしょに洗濯機を回したら、

消えはしなかったけどまあまあ目立たなくなってくれた。

黒のインクが薄まって紫色のシミになってしまったけど。

 

前の職場と同じく、今のところでも仕事はいつも上下作業服。

すごい楽でとても助かる。

なんちゃってハヤシライス

先日の自宅での生姜焼きのときに同じ豚コマとタマネギでやってみたのが

手作りハヤシライス。

自分の感覚からするとルーなしでハヤシライスができるってすごい。

今回は手軽にできるバージョンということでやってみた。

ところでハヤシライスって豚肉でよかったっけ?

なんとなく牛肉っていうイメージもあるけど、今回は手軽ということかな。

 

豚コマに小麦粉をまぶしてフライパンで炒める。

タマネギ1/2の薄切りも入れる。

タマネギがクタクタになったら水を100cc、ケチャップ大さじ3、ソース大さじ2。

作り方ではウスターソースってなってたけどうちになかったので

中濃ソース大さじ2にしょうゆをちょっと混ぜて代用。

中濃ソースもあんまり使わないから次からウスターソースを常備しとこうかな。

あと、ニンニクチューブを少々。

チューブじゃなくて生ニンニクをすりおろしてもよかったな。

最後にバター(のようなマーガリン)5g。あとは煮込んでできあがり。

 

きっと、ケチャップとソースの混ぜ具合とか水の量とかでデキが決まるんだろうから、

そう簡単にはうまくいかないだろうな、と半信半疑で食べてみたら、

意外とちょうどよくできあがっておいしかった。

 

もちろんルーを使った方がおいしくて手軽で早くて値段も安いのかもしれないけど、

ルーだと何食分かまとまってできあがってしまう。

今回やったのは小さいフライパンで1食分ずつできるのでそこも助かった。

 

塩の道

夕べ寝てて寝返りしながら、たぶんずれた布団を足で直そうと

したんだと思うけど、足が強烈につってしまった。

ふくらはぎとかの先のほうじゃなくて太ももの付け根のあたりの

筋がつってしまった感じで、前にもあったんだけど、もう激痛!

いやーほんと、どうなることかと思った。

 

そのダメージが残りながら今日は車で山道や海沿いのほうに出かける用事があった。

天気がよくて気温も22℃ぐらいまで上がって、

山も海も景色がよくて、のんびりと快適なドライブになった。

 

山道はすれ違い出来ないような、冬の間は通行止めになるような本格的山道だった。

峠のあたりで、ここが史跡であることを示す木の立て看板があって

「塩の道」と書かれていた。

ここは昔、海沿いで生産された塩を内陸部に運ぶための道として栄えたようだ。

一応、今日初めて知ったのではなく、このあたりでは普通に知られている。

ここの道路も、毎週自分が自宅と赴任先を行き来する道路につながっていく。

 

どのぐらい昔の話なのか見当がつかない。

江戸時代ぐらい??牛の背に塩を積んで山道を歩いて運んだらしい。

ここだけじゃなく、日本全国どこでも海沿いと内陸部をつなぐ道は

どれも同じ役割があったのだろう。

 

それにしても、・・果てしないよ。過酷だよ。

着くのに何日かかったんだろうか。こんなけもの道で。

昔は塩って貴重品だったって聞くけど、

内陸部の人はこうして海沿いから塩が運ばれてこないと塩を得る手段は

なかったんだろうから、険しい山道を行ってでも塩を運べば売れたんだな。

 

そもそも、今の海沿いに初めて来た人類ってどうやって来たんだろう。

確か日本人の祖先はユーラシア大陸から来たのだから、

今の海沿いに住んでる人たちの祖先は内陸部からこの山を越えて

たどりついたのだと思うけど、一番最初に来たグループって、

この険しい山のはるか向こうに海があるってわからないまま

山道を歩きだしたんだよな。

 

よくそんな無茶なことできるよなー。

どのぐらい歩けばどうなる、って分からないまま行くんだヨ。

そんなにしてまで山道を行かなきゃならなかった理由があるのかな。

そんな賭けに出なくても内陸で平和に暮らして何も問題ないような気もするけど、

何か、仕方なく山道に向かわなきゃならない事情でもあったのかな。

それこそ塩を得るためかな?

 

でも、一番最初のグループは、この険しい山道を何日もかけてなんとか越えれば

海があって塩が手に入る、なんて知らないで出かけるわけだからなー。

信じられない。