BlueLunchboxのブログ

目からうろこのペペロンチーノ

自分がよく見る料理動画で、

作り方は邪道だけどおいしいペペロンチーノの作り方、

みたいなのがあった。

 

普通は、

オリーブオイルでニンニクと唐辛子を炒めて一応これがソースになって、

具がある場合はそれも混ぜて炒める。

麺は別にゆでて、途中でそのゆで汁をソースのほうに少し混ぜる。

麺がゆで上がったらソースに混ぜてできあがり。

 

が、これを、

ソースを作ってるフライパンに水入れて

沸騰したらそこで麺を直接ゆでて煮詰める感じにやるのだという。

 

なぜこの方法にたどりついたかを動画の中で説明していた。

「本場のペペロンチーノって味しないと思うんですよ。」

確かに自分が作るペペロンチーノはちょっと味気ない。

もちろん自分が下手だからなのだけど。

それにしてもペペロンチーノってソースが、ないというか、

ただ唐辛子で辛くしただけの「素スパゲッティ」にしか感じなかった。

 

こうやってかなり料理に詳しい人が、

不特定多数が見る、それも最近では下手なこと言うと炎上なんかして

自分の活動に支障も出かねないところで、思い切ったこと言うもんだな。

 

でも、もしかして多くの人が同じことをうすうす感じてても、

そんなこと言うと本場のイタリア料理を理解してないように思われるのを

敬遠して言わないでいたとすると、

これはよくぞ言った、というところかもな。

 

もちろん自分でもやってみた。

ゆで汁を煮詰めていくのでそれがとろみになって、

味がギュッと詰まってる感じで、これまでのものとすっかり別物だった。

唐辛子の辛さも心なしかマイルドに感じる。

途中の味付けにコンソメ入れてたな。

ここまで簡単でおいしくできると、

スーパーで売ってるレトルトのペペロンチーノのソースって

買う気など起きない。

 

フライパン1個だけで済んで洗い物が減るのも大きい。

ただ、小さなフライパンで乾麵をゆでるのにちょっとコツはある。

入れた直後はフライパンからはみ出るんだけど、

これをすぐフライパンの中に押し込めないと、

はみ出てたりフライパンのふちに当たってるところが

焦げてしまったりする。

でも自分はいつも麺をゆでるのになべじゃなく

フライパンを使っている(フライパンだとなぜかふきこぼれない)ので

幸い慣れていた。

 

「ペペロンチーノってしょう油かけるとおいしいんですよ。」

とも紹介されていたが、これもたまたま自分が作るときに

よく麺つゆベースでやっているので、これもおなじみだった。

 

この作り方、大正解だな。