BlueLunchboxのブログ

五十肩の思い出

かれこれ10年以上前に、一度五十肩になってしまったことがあった。

利き腕側。

動かすのも痛かったけど、寝るときなんかも、

頭は枕に置くから肩がちょっと下に下がる感じになって、これが痛い。

なので、頭用の枕のほかに肩からひじを支える枕も置いて寝たりした。

それでも寝返りをうつたびに痛くて目が覚めたりした。

 

そのときにちょっと調べてみたら、

五十肩になってしまって痛いのも、仮にこれといった治療を

しなくてもそのうち痛みはおさまるらしい。

ただ、人によって痛みがおさまるまでの期間にばらつきがあって、

長いと何か月とかになるらしいのと、

ちゃんとした治療をしないと痛みがおさまってからも

肩の可動域が狭くなってしまうらしい。

 

肩を無理に使う運動がよくなかったかな、とも思ったが、

痛みのピークのあたりでも肩を動かす運動にはあまり影響がなくて

ちょっと不思議な感じだった。

むしろ、お尻のポケットに入れてるサイフを取りだす動作なんか、

そりゃもう痛かった。

 

あまりこういうのを気合い入れて治療とかするタイプではないのだが、

ダメもとで近所の「鍼治療」をするところに行ってみた。

そしたらたまたまそこはちょっと変わった鍼治療をするところで、

なんと、鍼を刺さないのだ。

それも、痛いのは肩だって言ってるのに足のスネのあたりをなんかやってる。

刺さないから痛くないし、ベッドに横になって見えない状態で

なんかやられているのでよくわからなかったが、

終わってから起き上がって腕を上げてみると・・・肩が痛くない!!?

なぜだ???

キツネにつままれたような、というか、だまされてるような、というか、

さっぱりわからなかった。

ただ、次の日とか時間がたつとまた戻ったりはした。

何回か通えばいいんだろうけど、ああいうところって

保険が効かなくて高いんだよな。1回3千円とか。

 

あと、自分でも「五十肩に効くツボ」みたいなのを調べてみて、

手の甲の薬指の付け根のあたりのツボとか割と効いたような気がして

おもしろかった。

 

そうこうしているうちにいつの間にかおさまった。

体は元々固いし、肩の可動域もあまり意識したことがなかったので、

後遺症というか、前より不便になるような感じにはならずにすんだ。