BlueLunchboxのブログ

本格的豚汁

よく見るインターネットの料理動画サイトで

手間をかけたちゃんとした本格的な豚汁を紹介していた。

 

豚汁、いつか覚えたいと思っていた。

どちらかというと自分は「簡単にできてそれなりにおいしい」

みたいな作り方を求めることが多くて、手間がかかるものには

あまりひかれない。

豚汁の作り方もこれじゃなくてもほかにたくさん紹介されてるし、

まずこの梅雨の晴れ間の季節外れなときに・・。

 

でもやろうと思ったら先延ばしできなくてやってみた。

まず自宅近くのスーパーへ。

本格的だけあって食材の数も自分にしては多い。

豚バラ、ごぼう、ダイコン、ニンジン、ネギ、コンニャク・・

そういえば、豚汁って言われて、どんな具材が入っているか

ちょっと自信ないかもしれない。

たぶん頭の中では豚汁と「芋の子汁」がごっちゃになってる。

 

翌日の昼ごはん、あるいは午後にかけてのんびり作ろうと

思っていたのに、また朝早めに目が覚めてしまって、

朝飯前にやってみることにした。

 

てっきり、なべに水入れて、肉と野菜入れて煮込んで・・って

やるのかと思いきや、先に肉と野菜を炒めてから水を入れて煮込むのだという。

それも、最初にごぼうだけ炒めるところから始めるのがポイントなのだと。ほぅ。

作り方は材料の分量に万全を期しているためか、

野菜なのに分量がグラムで表されている。難しい。

そのくせ、書かれてある分量で何人分ができるのかが書かれていない。

動画ではできあがりを見ると結構なボリュームだ。

 

いつも新しい料理にチャレンジするときは、

インターネットで作り方を予習して、全体の流れを先に頭に入れて、

調理が始まったら何も見ないでやることが多い。

ただ今回は細かいところまでなかなか覚えられなくて、

最初に材料切るところを見てから切って、次に炒めるところ見て炒めて、

煮込むところ見て煮込んで・・と、台所とパソコンの前を

行ったり来たりしながらやった。

途中で入れる調味料のタイミングや分量もちょっと覚えきれない。

 

「ダイコンもニンジンも皮むかなくていいです。」

「アクは取りません。」

など、うれしいアドバイスも多い。

これは手を抜いているのではなく理由があるようで、

たぶんこの豚汁については、っていうことでこうなっているようだ。

 

そんな感じで朝からグツグツ。

一応午前中に出かける用事があって時間がなくなってきて、

最後に煮込むところは早めに切り上げたりしたものの、

無事に完成して朝ごはん。いただきます!どうだ!?

お・・!うまいぞ!おおお!よかったー!これはうれしい。

ちゃんとできるもんなんだなー。ちょっとびっくりだ。

 

結局、4~5食分ぐらいの量ができあがった。

具だくさんで、これあればおかずなくてもいいっていうぐらいだ。

 

ただ、今回は作り方がすっかり覚えられないまま、書かれてあるとおり、

つまり教科書を見ながらテストを受けたようなものなので、

「自分のもの」になってない。

夏が終わって秋ぐらいになって、いよいよ豚汁の季節になったときに

自信を持って作れるようにしておこうかな。

 

さて、朝に作った豚汁、午前中の用事が終わって昼ごはんには

もうひとつのチャレンジメニューである、そうめんのつけだれに

なんとシーザードレッシングとつぶ入りマスタードを混ぜるっていう

変わったそうめんもやってみて、

一味違ったさっぱりさわやかそうめんと、あつあつの豚汁っていう

トンチンカンで豪華な組み合わせになった。