新型コロナで世の中さまざまな活動が制限されている中、
ミュージシャンやスポーツ選手や芸能人など、
インターネットでの配信活動が活発になっている。
その中で、自分が若い頃によく聞いていたミュージシャンが
自分でチャンネルを作って自分で出演して、いろいろやってるのを
たまたま見つけた。
おー!懐かしいー!老けたー!とか思いながら見ていた。
こんな貴重な内容が家にいながらただで見られるなんてすばらしい。
いろいろな内容の中で、その人の音楽について自分で解説したり、
使っている楽器の解説やテクニックの紹介とか、
その中で、アドリブについての解説があった。
アドリブで楽器を弾けるなんてとてもかっこよくて憧れる。
もちろん簡単にできることではないけど、
アドリブをする能力は、音楽に限らず人間だれでもたぶん持っている。
言葉を話すことなんかそのいい例だ。
言葉を話すのに、頭の中で原稿を考えて言葉が正しく発音できるように
ひとつひとつの口の形を意識してやっているわけではない。
話そうと思う内容がパッとイメージされると、すぐ言葉として出てくる。
これと同じことが楽器でできるのがアドリブなんだろうな。
早口でおしゃべりの人もいれば、
口数は少なくてもうまく話をまとめられる人もいる。
人それぞれの口ぐせもある。
これを楽器でできるっていうのは、
やっぱり楽器を無意識で操ることができる技術があってこそなんだろうな。