BlueLunchboxのブログ

ワンパン・パスタ

ひとつのフライパンでソースや具を調理して

そのままそのフライパンでパスタ麺もゆでてしまうワンパン・パスタ。

自分も要領がわかってきて、麺を別にゆでるよりはワンパンでやることが多くなった。

 

料理後の洗い物が少ないというメリットがよく紹介されてるし、

自分が一番なるほどと思ったのは、

例えば具がないペペロンチーノだと、オリーブオイルでニンニクと鷹の爪を炒めて、

そこに別の鍋でゆでている麺のゆで汁を混ぜるのがコツということだが、

鍋で麺を1人分ゆでても大したゆで汁にならない。

その結果、ちょっと味気なくできあがる。

ワンパンでやるとゆで汁をそのまま煮詰めていく感じになるので、味が濃くなる。

 

それと、自分で例えばミートソースを作ってみると、

ソースはまあまあそれらしくできるものの、

麺を混ぜてもソースが麺にあまりからんでくれない。

とろみがあればいいんだと思うけど、

これをワンパンでやるとゆで汁にちょっととろみがあるので、

いくらかうまくいく。

 

という感じでやるのだが、

ものによっては、せっかくフライパンでソースとか具をうまく作り終わっても、

麺をゆでるためにそこに水を入れて一旦薄めてしまうのがちょっと罪悪感がある。

 

ということで、ものによってはワンパンとツーパン(??・・でも、

自分は麺をゆでるのに鍋ではなくこちらもフライパンを使うので

「ツーパン」で間違ってはいない。フライパンでゆでるとなぜか吹きこぼれない。)

を使い分けてみたりしてる。

ツーパンでやるときも水の量を最小限にして煮詰めるようにやって、

ゆで汁ごとソースや具のフライパンに投入する。

 

煮詰める方法で何が難しいって、なんといっても水加減だ。

いつも自分が使っている麺はゆで時間が9分ってなっている。

ワンパンの理想としては、

9分ゆで終わったときにちょうどフライパンの中の水気も飛んで

すっかり煮詰まってくれればいいんだけど、

9分たっても水気が残ってたり、逆に9分たたないうちに水気が飛んでしまって

焼きそばみたいになってしまったりする。

水気が足りなくなりそうなときは焼きそばになる前に水を足す。

9分たっても水気が残っているときは、水気がなくなるまでそのままゆで続ける。

固めのゆで加減がいいっていうけど、

自分はちょっと長めにゆでて柔らかめになっても、それはそれでおいしいと思う。

 

あと、ワンパンで煮詰めていくためにフライパンは小さめの物を使うんだけど、

麺をフライパンに入れた時点では麺がフライパンからはみ出てしまう。

麺を半分に折って入れると早いんだけど、

自分は長い麺をフォークでクルクルしながら食べるのが好きなので、

意地になって麺は折らないで入れる。

フライパンからはみ出た分は手早くフライパンの中に押し込まないと、

はみ出ている部分とかフライパンの縁に当たっているところが焦げ始めてくるので

注意が必要だ。

火を弱めにして、麺が柔らかくなるのに合わせて箸も使って麺を押し込んで、

全部浸かったら火を強めに戻してそこからタイマースタート。

ゆでている間もお湯が少ないのでゆで具合にムラができないようかき混ぜながら。

 

こんな感じで、

改めて見てみればずいぶんと手間暇かかってしまっているけど、

自己流のコツも入れつつ、相変わらずダメもとでおもしろ半分でやってる。