赴任先のとなり町の中学生が、いわゆる「全中」、全国中学校体育大会の
個人競技で優勝したというニュースが地元紙に大きく出ていた。
これは驚いた。すごい。
あんな小さな町の公立中学校から全中チャンピオンが出るなんて。
ちょっと調べてみたら、全中での優勝は初めてのようだけど、これまでも
だいぶ長いことその学校はその競技で実績があったらしい。
普段なじみがない競技だとこういうことも知らない。
それにしても自分のイメージからしたら、全中のチャンピオンって
おカネがある私立学校が全国から選手集めて、
専用の練習場、専用のスタッフを置いて、スポンサーがついて、
中学生で義務教育だから学校には所属してるけど半分プロみたいな感じ。
場合によっちゃ中体連にも登録しないで
中には国際大会にも出る人がいるようなチーム、っていう感じだ。
その競技種目によっても事情は違うんだと思うけど、
ちょっとやそっと熱心な先生がいるとかボランティアのコーチがいるぐらいじゃ
手も足も出ない世界のはずだ。
だれかのブログでそのチームの数年前の練習風景の写真も見つけた。
確かに練習場は広く取られてあるようだけど、
中には学校のジャージで練習してる人もいる。
言われなきゃここから全中チャンピオンが出たとは思えない雰囲気だ。
ま、自分が詳しい事情を知らないだけで、
その業界じゃ何の不思議もないことなのかもしれないけど、
今回チャンピオンになった選手やチームメイト、後輩たち、学校関係者に
これからも素晴らしい未来が待っていることを祈る。