赴任先から自宅に戻るルートで、2つ目の大きな峠をずーっと下ってきたところに
N町があって、そこで大きな国道に接続して、あとは1時間弱、
ずっとまっすぐ自宅に向かって走っていく。
山道を走ってきてからN町まで来ると、ちょっと一安心だ。
この、N町で大きな国道に接続するところはバイパスになっていて、
N町を外側に大きく迂回して通るんだけど、あるときにふと気付いた。
自分は走るのが遅いので、自分の後ろに何台か連なっていることがよくあって、
自分は集団の先頭を走っていることが多い。
それで、N町の交差点に着く手前側に、進行方向の左側に街中に入る旧道に当たる
県道があって、自分以外の後ろの車がバイパスの方ではなく、
その県道にみんな入っていくのだ。
みんな、このN町に住んでる人たちなのかな、なんて思ったりしたけど、
もしかして、自分と同じくN町を通過しようとするんだけど、
バイパスじゃなくて街中を通ったほうが早いのかな??
そこで、時間があるときに行ったり来たりして2つのルートの所要時間を、
交通安全に十分気を付けたうえで、それぞれ計ってみた。(なんてヒマな・・)
もちろん、信号に引っかかるかどうかでそのつど違うんだけど、
これまでどおりバイパスを回っていくとだいたい10分ぐらいかかる区間を、
街中を通ってみると2分ぐらい早くなるようだ。
そうか。これだとバイパスじゃなくて街中を走ったほうがよさそうだな。
せっかくなので逆方向、自宅から赴任先方向へも所要時間を計ってみると、
こっちはバイパス経由と街中経由でだいたい同じぐらいだった。
こっちは街中ルートを通ると右折が3回ある。
バイパスの入り口での信号、街中で赴任先方面へ曲がる信号、そして
バイパスの出口の「止まれ」だ。これはちょっと走りづらいかな。
とりあえず、赴任先→自宅のときは街中ルートのほうが早そうなんだけど、
自分は裏道マニアではないし、1秒でも削ろうと鼻息荒くして走ったりもしない。
場合によっちゃ、遠回りでも広い道を選んだりする。
自宅近くからも、大きな国道ではなく山道を通る裏道があって
地元の人たちはよく使うけど、ちょっと道が狭くてカーブがきつくて見通しが悪いので
自分は使わない。
このN町の街中ルートも気にかかるのは、
今はバイパスがあるから、ここは地元の人たちの生活道路になってて、
自分みたいな、ただ通過するだけの車がブンブン走るのはちょっと悪いような
気もする。
通るとすれば控えめに、よそ様の庭先を通させてもらうような気持ちで走らないとな。