BlueLunchboxのブログ

自覚症状

自宅で余ってしまった天ぷら粉を消費しないとな、と思って、

エリンギを薄切りにして天ぷらにしてみた。

お手軽な天ぷら粉だから書かれてあるとおりにつくると

ちゃんと天ぷらできるんだけど、油を多く使ってそれをその後に

再利用するのがちょっと面倒なので、

油はフライパンに薄くひいただけで「揚げ焼き」にしてみたらどうかな、

と思ってやってみた。

もちろん天ぷらっぽくならないのは承知の上で、

なんか食えればいいや、みたいなノリで。

 

天ぷら粉を水で薄めて衣をつくるときに粉がちょっと多かったのか、

少しこってりとした衣になってしまって、それは気にしないで揚げ焼きにしてみたら、

何がどうなったのか、だいぶ油っぽいのができあがった。

おかしいな、油は少ないのにな、と思いながら、

もしかして衣をつけすぎて、それで油を吸い過ぎたのかな、なんて思った。

 

食べてしばらくしたら、胃というか食道というか喉というか、

なんかつかえているような、すっきりしない感じが続いた。

こういうのって、胸やけっていうのかな?胃もたれっていうのかな??

2日ぐらいで治まった。

 

こういう自覚症状って慣れていないと、

こういう感じです、って人に説明するのが難しい。

相手もたぶん自分でそういう自覚症状を経験していないとわからないと思うし、

自分が訴えている症状と相手が推測している症状が同じかどうか確かめるのは難しい。

 

例えば、赤い色が緑色に見えてしまう人がいるとする。

トマトやイチゴを見て緑色に見えてたとしても、

それは「赤」という名前の色だと小さいころに教わるから違和感はないし、

相手との会話も成り立つけど、

自分が見えている色が相手にも同じように見えているかどうかは確かめようがない。

 

そうなると、自分の普段の見え方が正常なのかどうかってわからないかもな。