仕事が終わって会社を出て暗い夜道を歩いていたら
ちょうど進行方向の夜空に流れ星が見えた。
お、これはついてるな、って思ったらその数分後、
交差点で車にひかれそうになった。
さて、
夜空はなぜ暗いか、というパラドックス(矛盾)があるという。
普通に考えると太陽が沈んだから、ということになるが、
夜空には太陽以外の無数の恒星があるはずで、
遠くで光が弱くはなっているものの、範囲が膨大に広くて数が無数に多いから
夜空はその無数の恒星の光で埋め尽くされるはずだ、という。
で、この謎はもう解明されているのだそうで、
宇宙は膨張し続けており、その無数の恒星たちはすごいスピードで
遠ざかりつつあって、さらに宇宙が誕生したのは140億年前だから
地球から140億光年以上離れた星の光はまだ地球に届いていないから。
みたいな説明だった。
ほんとかな~?ほんとにそんな大げさな理由なのかな~??
単純な話、光には届く距離に限界があって、遠くの光は弱く暗くなるし、
さらにそれより遠くなると光は全く届かなくなるんじゃないかな。
一度発生した光が弱まらないで無限に進んで消えないとなると、
それこそ宇宙は光だらけになってまぶしくなる一方だ。
あまりに遠くにあって全く届かない光は
無数に集めてもやっぱり見えないんじゃないかな。
そんな何百億光年とかじゃなくても、地球だって太陽との絶妙な距離感で
ちょうどよく暖まっているから、いくら離れても同じ暖まり具合とか
同じまぶしさ具合ってことないと思うけどな。
ま、こうやってあまりよく調べないまま思いついたところで考えただけで、
どうやらこういう平凡な発想は16世紀ぐらいには科学者によって否定されていた
そうなので、やっぱり宇宙は地球上の一般常識が通じないところなんだろう。
地球だって昔は平面だって当たり前に考えられていたし、
地球じゃなくて太陽が回ってるに決まってるってだれも信じて疑わなかった。
現代で謎だったり当たり前に信じられていることも
未来には謎が解き明かされてたり覆されたりするんだろうな。
それにしても、
そうやってあと何百億年かかってようやく宇宙全体の光が地球に届くようになって
夜でも空は明るくなったりすると地球の温度は上がる一方だ。
二酸化炭素で温暖化が進むっていうレベルじゃない。
地球だけじゃなくて宇宙全体が自分たちが発する光や熱でどんどん熱くなる一方・・
ってことになるの??
大変じゃん。