ちょっと前に仕事が終わって単身寮に戻ってテレビをつけたら
NHKの番組の料理コーナーみたいので「マイタケの鶏むねソテー」が紹介されていた。
火を通しすぎるとパサつきやすい鶏むね肉はマイタケになじませておくと
マイタケの成分で柔らかくなる、とのことだった。
鶏むね肉はかたまりのまま厚さを均一に切って広げて、
マイタケのみじん切りと塩と水を少し混ぜてビニールパックに入れて寝かせる。
3時間以上置いておくといいとのことだったけど、
時間があるときに仕込みをしてさあ作ろうと思ったらまる1日ぐらいたっていた。
中を取り出してみるとマイタケがなんとなくチーズっぽいにおいに似ている感じだ。
焼くときはマイタケは落としてとっておいて、
鶏むね肉だけフライパンで弱中火で皮目からじっくり焼いて両面焼けたらオッケー。
とっておいたマイタケに牛乳とコンソメ、黒コショウ、とろみをつけるための
片栗粉を混ぜて煮立たせたらこれがソースになる。
スパゲッティのカルボナーラを自分で作るときに、
ベーコンとマイタケを炒めてそこに牛乳とコンソメを入れるんだけど、
その風味によく似てる。
鶏むね肉は食べやすいように切って、さっきのソースをかけていただきまーす!
おお!これは柔らかい!
これまで作った鶏むね肉料理の中でダントツ優勝だ。これはおいしい!
食べ終わって洗い物をするときに流しに細かいマイタケがたくさんたまってしまうのと
ビニールパックを洗って乾かして再利用する手間を除けば、
鶏むね肉を食べようと思ったらこれに限る!と思わせるデキだった。