人類はいつから肉を食べられるようになったんだろう。
肉を食べるには獲物を捕まえるなにか武器が必要だ。
速い足とか、鋭い牙とか、空を飛ぶ翼とか。
今の人類はそういうものがない代わりに道具を使うことを覚えて、
言葉で仲間と細かい意思疎通を図って役割分担をして
獲物を捕まえることができる。
でも今の人類になる前、サルとヒトの間ぐらいのときに、
速い足も強い力も持っていないけど
道具も使えない時代とかなかったのかな。
それだと肉にはありつけないよな。木の実ばかり食ってたのかな。
あれ?サルって自分でほかの動物捕まえて肉食ったりするんだっけ??
まだサルだったころにはもう石投げて獲物にぶつけるみたいなことを
覚えてたのかな。
進化とか遺伝の話って不思議なことが多い。
体に大きな目玉模様がついている虫とかを説明するのに
「この模様が目玉に見えて敵から身を守る」みたいな言い方するけど、
虫が敵に食われないようにって自分で思うだけで
体に目玉の模様がつくわけじゃない。
たまたま突然変異で目玉模様ができたやつが
その模様のおかげで生き残ることが多くてその遺伝子が残って今に至る、
っていうことなんだと思うけど、
でも今いる生き物で、突然変異で目玉模様出現、みたいなやつ
聞いたことない。
ま、自分が考えている以上にとんでもない長い時間かかって
ほんのちょっとずつ進化してきた、ってことなんだろうな。
目玉模様どころか、これがしまいには爬虫類や哺乳類に
進化してしまうんだもんな。
現在のどの生き物も進化し続けているはずだ。
人類もそのうち進化が目に見えて遺伝子上も別だと分かる
「次世代人類」が出てくるはずだ。
現在の人類が地球上の進化の最終形ということはない。
そうなるともちろん次世代人類のほうが主導権を握るだろう。
そのとき現在の人類はどうなるんだろう。
次世代人類が気を利かせて保護してくれるのかな。
それとも絶滅させられるのかな。
何千年も何万年も先の話だとは思うけど。