BlueLunchboxのブログ

セロ弾きのゴーシュ

詩人で童話作家宮沢賢治の作品に「セロ弾きのゴーシュ」がある。

ゴーシュは町の楽団でセロ(チェロ)を担当していて、

下手なのでいつも団長に怒られている。

ゴーシュが家に帰ってセロの練習をしていると毎晩いろんな動物たちがやってきて

ゴーシュにセロを聴かせてくれと頼み、ゴーシュは面倒くさがりながらも弾いてみる。

それを繰り返して迎えた町の演奏会ではゴーシュは最高の演奏をして大成功する。

といったあらすじだったと思う。

 

何かを習得しようと練習を繰り返していると、これと同じような感覚を

体験することがある。

最初は何度やってもなかなかうまくいかず、今日はやめよう、みたいになって、

次の日にやってみると最初にスッとできたりする。

あれ!?できた!みたいな。

 

特に伸び盛りのときはよくある。

これを体験できるってことは伸び盛りってことなんだろう。

うらやましい。