単身寮の部屋、なんだかんだ言って臭いがこもっている。
カビ臭い。
この臭い、部屋干ししてる洗濯物とか、
自分の体にも移ってるんじゃないかな。
できれば日中も窓を開けておきたいんだけど、
部屋が1階なのでそうもいかない。
そこで、消臭スプレー。
商品名まで出しちゃいけないと思うので消臭スプレー。
単身赴任初日に車の中に灯油こぼした後も
しばらく車に乗るたびにシュッシュッてやってた。
これを部屋に使おう。
まず台所。
(いや、「まず」なんていうぐらい全然広くないけど笑。)
ここは床が板だ。
シュッシュッ…さわやかな香りが残って、いい感じ。
…か?
…臭いはちょっと消えたような気がしたとして、
そのシュッシュッてのが床にそのまま落ちてベタついてしまった。
考えてみればこうなるよな。
シュッシュッてやってそれがふわ~って空気に溶け込んで
消えてくれるはずない。
この床、このままだと滑って転びそうなので雑巾でふき取る。
そうなるよな。
それでも部屋の臭いが消えてくれればいいんだけど、
スプレーの効き目はそんな長くも続かないようだ。
一瞬だけっつっちゃ大げさだけど、
次の日には普通に臭いがこもってる。
それだけ臭いの威力のほうが勝ってるってことだな。
車の中の灯油の臭いにもさっぱり歯が立たなかった。
畳の部屋はどうしたもんかな。
ベタつきで滑って転んだりはしないだろうけど、
こっちもスプレーして大丈夫なのかな。
据え置き型の消臭剤でも置けばいいんだけど、
とりあえずこの今ある残った消臭スプレー。
シュッシュッて手で握るポンプみたいなところ、
つまり容器のフタをとって、容器を開けたまま部屋に放置しとく。
口が狭いのであんまり意味なし。
こうやって部屋の隅に立てておいて、
これで地震とか来て容器倒れたら
ベタつきどころの被害じゃないな。