北朝鮮の国内情勢のニュースを見ているとたまに、
北朝鮮国内のニュース報道の映像を見ることがある。
民族衣装を着た女性アナウンサーが総書記の様子を伝えるのに、
ほめちぎっているというか、あがめたてまつっているというか、
声を張り上げてちょっと大げさで、見てると苦笑いしてしまいそうな感じだ。
将軍様もさすがに最近は神様扱いではないようだけど、
こうして超・肯定的な伝えられ方、
この国ならではの体質を表しているように感じるけど、
実は日本でも同じようなことを見ることがある。
天皇陛下を始めとして皇族に対しては日本国内の報道も国民もみんな肯定的に、
好意的に温かくとらえるのが一般的だ。
天皇陛下のことを話題にするときはみんな敬語を使って、
尊敬の気持ちを持っていると思う。
なんで?って聞かれてもよくわからないけど、
天皇陛下ってそういう人だから。って感じだ。
日本国民も洗脳されてるのかな?ま、別に今の感じのままでいいと思う。
それが、このたびの皇族の女性のご結婚についてはどうもそうじゃない雰囲気だ。
なぜか一部にずいぶんと批判的な意見が出ている。
自分もそのつどニュースをチェックしてたわけじゃないからあまり詳しくないけど、
お相手の男性の母親が個人的な金銭問題でもめてたり
公金の不正受給が疑われてたりするから?
それがその母親じゃなくてこのお二人に批判が向けられてるの?
お二人にご結婚後も税金が投入されるのが納税者として不満なの?
今までの皇族もそうされてるんじゃないっけ?
そういう制度ならお二人にじゃなくてその制度を批判すればいいんじゃないかな。
一時金(大金!)を辞退されたりして、皇族である当事者としてできる限りのことは
しようとしてると思うけどな。
同じ皇族で、国民が納得いく相手とご結婚された方はその後も警備とかで税金使うのは
OKで、こっちは相手が気に入らないからこれに税金使うのはダメ、ってこと?
美人のお姫様がどこの馬の骨かわからないロン毛(散髪したようだけど)と
外国に行っちゃうのが気に食わないの?
ただのひがみ?
要はみんな、お相手のことが気に入らなくて批判してるのかな。
皇族の結婚相手は国民が納得しないとだめなんだろうか。
皇族じゃなくてもご結婚はおめでたいことで、
せっかくの晴れのご結婚なのになんでこんな雰囲気になっちゃったのか、
皇室行事じゃなくても、結婚式も挙げられないような、
一応「結婚会見」ってのがあったけど、あんな張り詰めた、
へたすると謝罪会見!?みたいな雰囲気ってちょっと普通じゃない。
親とかだったらかわいい娘を嫁に出すのは心配や、
場合によっちゃ不満もあるかもしれないけど、
親族でもない交友関係もない周りの外野がなにをムキになって文句言ってるんだろう。
普通に温かくお祝いしてあげられればいいんじゃないかな。
お二人ともご結婚おめでとうございます。