古くからの友人が急逝したという知らせがあった。
学年は入れ違いの先輩と後輩になるけど、
いっしょに練習に打ち込み、よく飲みにも行って
最近でも大会会場でいつも顔を合わせていたりしていた。
高校生のときからめんどくさそうな雰囲気出しながらも責任感が強いやつだったな。
謎の難病を患って当初は治療にも苦労していたということは聞いていたけど
その後は良くも悪くもならなくて、そうして大会の会場とかで顔を合わせても
「調子どう?」って聞くと「んー、相変わらずですね。」なんてのが
あいさつ代わりになって、もうかれこれ10数年ぐらいになってたんじゃないかな。
そういえばこの7月の大会では会場で見かけなかった。
5月にあった合同練習試合では会って、相変わらずだったんだけどな。
それが最後になってしまった。
2か月ぐらい前から持病とは別で入院して、
ここ1週間ぐらいで容態が急変してしまったそうだ。
今日は火葬に行ってきて、そいつ、学校の先生だったもんだから
生徒さんたちや卒業生と思われる人もたくさん集まって、
これまで見たことがないぐらい受付の長い行列が外まで続いていた。
その人数もあってか、参列者が一堂に会しての読経などは行われなくて、
来た順にご焼香して解散、となった。
その地域のしきたりみたいなのもあるんだと思うけど、
親族でもない自分もご焼香後に故人の顔を拝むことができて、
最後のお別れをすることができた。
娘さん、息子さんたちもお父さんの影響で同じ競技をやってきて、
一番下の息子さんは県外の強豪校に行って、今回も国体出場の出発30分前に
お父さんの容態急変の連絡があって国体はキャンセルして戻ってきたらしい。
娘さんも中学生ぐらいのときにリーグ戦の会場で会ったことあったな。
そいつ自身もお父さんが若くして亡くなっていたんだよな。
それにしても、遺影になってしまったそいつを見ながら、
なんで・・・としか思えなかった。
ご遺族の皆さまに心からお悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈りします。
今まで本当にありがとう。