BlueLunchboxのブログ

天ぷら粉

インターネットの動画で、「簡単にできるとり天」を見かけたので

やってみることにした。

天ぷらは前にも小麦粉とか卵とかで衣を作ってやってみたことがあって、

初めての割にはそれらしくできた。

 

今回は動画によると小麦粉ではなく「コツのいらない天ぷら粉」という商品があって、

それを使うと簡単なのだという。

確かに卵を使わないで、その粉と水だけでいいようだ。

 

スーパーに行って探してみると、あった。あったけど、ちょっと高いな。

それと、量が多い。

その商品のとなりを見ると今度は「魔法の天ぷら粉」という商品があった。

魔法・・。

それも卵なしでいいようだ。

さらに、パッケージのまま、そこに水を入れて、

さらに具材も入れて混ぜることができるようなつくりになっている。

商品開発チームの苦労が見えるようだけど、

そこまで便利になってくれなくても大丈夫だ。

 

ついでに普通の「天ぷら粉」ももちろん棚にあったので見てみると、

それも卵がいらないって書いてある。

なーんだ。天ぷら粉って普通のやつでも卵はいらないのか。

んじゃこれでいいや。ちょっと量は多いけど。

 

あとは具材として、鶏のむね肉、大葉、マイタケ。

むね肉は一番小さな塊だったけどずいぶん多い。

さて、自宅でチャレンジ。

唐揚げだと油を少なめにして「揚げ焼き」でごまかしてできるけど、

天ぷらはそうもいかないので、どうしても油をフライパンに

なみなみと入れないといけない。

口径の大きいフライパンだと油を大量に入れなくてはいけないので、

それより少し口径が小さいステンレスのなべを使うことにした。

それでも、残っていたサラダ油を全部投入するハメになった。

 

衣を作るのは簡単だ。

天ぷら粉100gに水を150ml。ちょこっと混ぜるぐらいでいいらしい。

これに切った食材をくぐらせて油に入れて、ジュワ~。

油の量は足りないわけじゃなかったようだけど、

それでも食材がなべの底についてこびりついたりしている。

それを突っついてはがしながらなんとかやった。

大葉を揚げるのが意外と難しい。

衣をつけると大葉がピトッてくっついちゃって、おいしそうに広がってくれない。

なんとか3種類揚げ終わって、ものすごい大量にできあがった。

 

食べてみると、さすが専用の天ぷら粉。味付けは全く問題ない。

ただ、油の温度とか揚げている時間とかは全く管理しなかったので、

「サックサク!」みたいな感動的なデキには惜しくもならなかった。

一度には食べなかったけど、それでも肉と油のとりすぎだな。

 

前に小麦粉と卵で天ぷらをやってみたときは、

残った衣にネギをたくさん入れてフライパンで焼いて

韓国の「チヂミ」っぽいのを作ってみたんだけど、今回は衣はあまらなかった。

 

食べ終わって洗い物も終わってから、さてと・・残った使用済みの大量の油。

再利用しようと思って、でも予想以上に大量で、何に入れるかとか、

それに入れるのにどうやってキッチンペーパーで天かすとかをこそうか、とか、

ずいぶん手こずってしまった。

 

天ぷら粉もあと2回分ぐらい残っちゃったしな。

これを使い切ったら、あとは普通に小麦粉と卵でいいや。