BlueLunchboxのブログ

ハンバーグ

ちゃんとしたハンバーグをたぶん今までやったことなくて、

確か別のメニューでパン粉を買って使ってみたものの

余ったやつの使い道がなくてしばらくほっといたら変色してしまって

仕方なく捨てたことがあって、それ以降ちょっと敬遠してた。

 

ま、一回はやってみようかな、と思って動画を探したらもう大変。

「基本のハンバーグ」っていうだけでいろんな動画が山ほどあって、

どれもちょっとずつ違う。どれを参考にしたらいいものやら。

 

なんとなくこれかな、っていうのを見つけてやってみた。

まず玉ネギをみじん切り。

それをフライパンで炒めて水分を飛ばして、

玉ネギ半分でちょっと多かったなと思ったけど、

しっかり炒めてたらだいぶ少なくなった。

で、これは一旦冷ましておいたほうがいいらしい。

んじゃ、と思って冷凍庫行き。

次にボウルに、パン粉大さじ3、牛乳大さじ2、冷ましといた玉ネギ、ひき肉。

量はどのぐらいだったかな。

230g入りのやつで別なのにいくらか使って、残り150gぐらだったのかな。

ちょっとわからない。

 

で、たいていの動画では「牛と豚の合挽き」ってなってて、

そこまでお金かけるほどでもないなと思って、

豚のひき肉と、ただで置いてあった「牛脂」をひとついただいてきて

それを混ぜてみることにした。ちょっとせこかったか・・。

 

あと卵を1個入れて、これを混ぜてこねる。

動画の中にはビニール手袋をしてコネコネしているのもあったけど、

覚悟を決めて素手でコネコネ。牛脂がなかなか混ざってくれない・・。

 

コネコネしてから、そろそろいいかな、成形しようかなと思ってハタと気づいた。

成形したタネを置いておくところを用意しとくの忘れた。

でも両手ともベタベタで何もさわれない。

仕方ないので一度手を洗剤で洗って、それでもまだベタベタしてたけど、

サランラップを出して広げて、そこにコネコネしたタネを丸くまとめて置く。

 

これが柔らかすぎてなかなかまとまらない。

水分は牛乳程度だったから、さては牛脂のしわざか?

それでもなんとか丸く作ってそーっと置いてみる。

これが2つできあがった。

全部まとめてでかいやつをひとつ作ってみようかとも思ったけど、

失敗するイメージしかなかったので2つにした。

 

なにも考えずにフライパンに油を引いてからタネを入れたけど、

すぐにタネからも油がジュクジュク出てきた。

出たな、牛脂。油ひかなくてよかったな。

 

弱火でじっくり片面を焼いてから、ひっくり返して、

・・これまた柔らかすぎてひっくり返すのも一苦労だった。

裏面はふたもしてまたじっくり焼く。

ここであせると生焼けになるのでじっくり焼いて、

焦げ目もしっかりついたのを確認して、

さらに念を入れてつまようじをプスって刺してみたら、肉汁がジュワ~・・って、

これ肉汁じゃなくて牛脂だってば・・。

もう次々流れ出てきて止まらないんだけど、

色はにごったり赤かったりはしていなかったのでもうOKだな。

 

次、ソース。

ハンバーグを取り出したフライパンにケチャップとウスターソースとお酒を入れて

煮立たせてできあがり。これをハンバーグにかけて、やっとできあがり。

 

いただきまーす!どうだ!?

お!ハンバーグになってた。よかった。おいしい。

タネをこねるときに塩コショウを忘れてしまってちょっと味気なかったけど、

まあまあ上出来だった。

食べ終わってしばらくしてもお腹が痛くなったりすることもなかった。

結局牛脂の風味はよくわからなかったな。

 

さて、予定どおり残った大量のパン粉。

袋の裏を見たら保存方法は特に難しくなさそうで、

とりあえず冷蔵庫にいれとこうと思うけど、

また近いうちにもう1回ぐらいやってみようかな。

まず牛脂はいらない、塩コショウをしっかり振る、

もしかして牛乳はなくてもタネはまとまってくれるんじゃないかな。

 

それはそうと、ギョウザとか唐揚げでも同じだけど、

自分で作るよさというのが果たしてあるのかどうか・・笑。

材料費、手間と時間、余ったパン粉、牛脂をなしにしても油分は多いので

食器洗いもけっこうかかる。

どうみても出来合いのものを買ったほうが、安くて早くておいしい。

自分好みの味にするにはだいぶ練習が必要だ。

 

自作料理としては定番だと思っていたけど

かなり手ごわい上級者コースのメニューだなと思った。