BlueLunchboxのブログ

番外編・夏休みの旅行

子供の体調不良が最近ひどくなってきたということで、

平日だったけど夏季休暇をあてて様子を見に行ってきた。

こういう旅行をまずほとんどしないから新鮮な感じがする。

 

スケジュールの関係とか節約もあって往復夜行バス。

ずいぶん安くてびっくりする。

以前は新幹線の半額ぐらいでそれでも安くて助かるなと思ってたのが

今は安くて新幹線の3分の1以下、4分の1近い。

比較サイトみたいなところで見て、値段や予約の空き具合、発着場所や時間を見て

ちょうどいいのを選んでそのまま予約できるから簡単だ。

今回は行きが4,800円、帰りが4,000円だった。

行きは予約が遅かったせいか一番前の席が割り当てられて、隣はだれもいない。

席も足元も広くて順調に行けた。

 

夜行バスを降りて電車で移動して、最寄の駅に降りたらその駅の下が

スーパーになっていたので食材を買い込んだ。

こっちは物価が高いだろうと思っていたけど、ここのスーパーで買ったものは

それほどでもなかった。

ここから歩いて移動の予定だったけど、バスがあるというので、

この日もこっちは37℃ぐらいまで上がったようなので助かった。

バスを降りてからは歩いて、ここでスマホのナビ機能に助けられた。

珍しく、スマホって便利だなと見直した。

 

子供の部屋に着いて、もしかして具合が悪くて食うものも食えなくて

干からびていやしないかと心配したけど元気そうで安心した。

台所とか汚れ物がそのまま散らかったりしていたけど、これはまあこんなもんだろ。

できれば日ごろの自炊の成果(子供じゃなくて自分の)を出して

いろいろ作ってやりたいけど、子供の食欲がどんなもんか見てみないとわからないし、

どんな調理道具があるかもわからない、作って置いていっても食べないで

悪くしてしまうのもそれ片付けるのに負担になったりしちゃいかんなと思って

最小限にした。

とりあえず朝食をつくったり話を聞いたりしてしばらく過ごしてから、

昼食の時間になったら大学の学生食堂で飯を食おう、と誘われて

連れていってもらった。

まだ夏休み前だったようで、敷地内は学生がたくさんいて活気があったし、

学食の中は家族連れとかも割りと多かった。

そのまま子供はバイトに出かけるとのことで、

学食で飯を食うぐらいに普通に食欲もあるようだし、

部屋に引きこもってるんじゃなくてこうして外に出られるのとか、

しばらく休んでいたというバイトにも復帰できたのは安心した。

 

バイトが終わったらまた待ち合わせして夕飯をいっしょに食って解散、ということに

して、「それまで何してんの?」と聞かれて、特に何も考えていないから

そのへんで適当に時間つぶす、と言ったら、

ちょっと離れたところにいい温泉があると教えてもらって、

そこに行ってみることにした。

電車を2回乗り換えて、最寄の駅から徒歩で20分ぐらい。

ちょっと遠かったのと、途中で歩いているうちにはいていたシューズの底のゴムが

なんとペラッとはがれてしまった。

穴が開いたわけではなかったけど、ペタンペタンとなって歩きづらかったし、

そのうち全部はがれるような気もして、

到着駅の目の前にアウトレットみたいなショッピングモールみたいなのがあったので、

そこの店を何軒か歩いてみて、それでもブランド品が安くなっていたのかも

しれないけど自分のイメージからはちょっと高くてだいぶ探し回ってしまったけど、

色やサイズがちょうどよくて3,500円のものを見つけたので買って履き替えた。

 

そのほかそこに着くまでも乗り換えに一度失敗して反対方向に乗ってしまったら

折り返しがなかなか来なかったり、

シューズを履き替えた後に目的地に向かって歩き出したら、

頼りにしてたスマホのナビ機能がうまくいかなくて同じ場所を行ったり来たり

振り回されたり、目的地の温泉に着いたころはもうヘトヘト。

子供と別れてから2時間半ぐらいかかっていた。

 

で、ようやく温泉に入ってみたら、露天風呂の目の前に広い海が広がっていて、

遠くには有名観光施設が見えたり、空にはたくさんの飛行機が飛び交っていたり、

お湯も少し茶色みがかっていて味はしょっぱくて本格的温泉で、疲れが吹っ飛んだ。

遠くまで手間ひまかけて旅行に出かけてきて少しずつ薄暗くなってきた絶景を見ながら

のんびりお湯につかれるなんて感慨深かった。

 

ゆっくり温泉を堪能して、来たとおり戻ったころにはすっかり暗くなって、

また子供と待ち合わせて夕飯を食べて、電車で移動する途中で解散した。

 

帰りの夜行バスはちょっと狭くてむさくるしくて、座っててお尻も痛かったし、

このへんが値段の差なのかな。余裕があったらこういうのも考え合わせて

バスを選べばいいんだな。

 

ということで、全行程にわたってだいぶ歩かされて足腰にかなりダメージを

食らってしまったけど、子供の元気そうな顔を見ることができたのはよかった。

自分も仕事に戻ると心配事は尽きないけど、

今回の旅行で経験することができた非日常をエネルギーにして

なんとかがんばっていこう。