BlueLunchboxのブログ

プレースタイルの理想と現実

同じ競技で同じ目標を目指して同じような指導を受けて日々練習しても、

人によってプレースタイルに個性や特徴が出てくる。

プレースタイルとまではいかなくても、フォームなんかも人それぞれになる。

 

フォームやプレースタイルが違っても要は目標に向かって、

記録を競う競技であればよりよい記録を、

対戦型の競技であれば目の前の対戦相手に勝てるようになればいい。

ポジションがあるような団体競技だと

そのプレースタイルに合ったポジションに配置されたりするし、

個人競技だとむしろ場合によっては人と違うプレースタイルを選ぶことが

勝つために有効だったりする。

 

これが、自分が目指すプレースタイルが自分が勝つために最適かどうかというのは

なかなかわからない。

やっぱり有名選手のプレースタイルはみんなの憧れでマネしたくなる。

用具を使う競技であれば、有名選手が使ってたり有名選手がCMに出ているような

用具は使ってみたくなる。中高生なんか特にそうだ。

 

どの競技でも、スピード、パワー、高さ、飛距離とかのアクティブな要素を

武器にして戦いたい。

ただ、競技によってはそういったアクティブな要素を強調していけば対戦相手に

勝てるかというと必ずしもそうじゃなかったりする。

アクティブなプレーを出そうとする一方でミスが出たり

相手への対応力が十分じゃなかったりして、結果的に勝てないこともある。

いわゆるかっこいいプレーや気持ちいプレーを目指すべきか、

地味でも勝ちに徹したプレースタイルを目指すべきか、悩むところだ。

 

特に中高生だと3年生の最後の大会まであまり期間はない。

短い期間で最後に納得がいく結果を出したいから、

あまり試行錯誤に時間をかけるわけにもいかない。

「自分らしく」なんてそれらしいことを考えても、

いったい何が自分らしいのかもわからなかったりする。

 

時間は限られてるけど、その難しさに気付いたのならきっと道は開けるヨ。