今日は天気がよくて気温も上がって春らしい一日だった。
東日本大震災から12年だ。
いま野球のWBCが開催されている。
自分は普段はあまり野球を見なくて詳しくないけど、
そんな自分でも今回の日本チームはうわーって思うような豪華なメンバーだ。
その中で今日の試合は自身も東日本大震災で被災し、
ご家族、ご親族を亡くされた佐々木投手が先発した。
被災後も野球を続けて実績を重ね、
令和の怪物と呼ばれるまで成長して日本代表入りし、今日が世界戦デビュー、
それが3月11日というすごい演出だ。
震災の津波で亡くなられた佐々木投手のご家族、ご親族には
最高の供養になったと思う。
いつもだと思うしほかの競技の国際大会でも同じだと思うけど、
日本代表のチームづくりがすばらしい。
国内で実績がある選手、メジャーリーグで実績がある選手、
さらには日本国内では無名ながら日本国籍を持っている外国出身の選手まで
チームのために貢献して一丸となっている。
まだ日程は続くけど、国内の期待も高い中、存分に活躍してほしいな。
ところで大震災といえば、震災後、ある程度新しい街づくりも進んでいるのに
現在想定しうる最悪の事態だと浸水想定がもっと広くなるとのことで、
一旦整備した避難施設や新しい市町村役場などがその浸水想定区域に入ってしまって、
なんで今さら、と問題提起されているようだ。
確かに一旦整備したものがむだになってしまうような形ではあるけど、
その最悪を想定した新しい浸水想定区域がホントに最悪かというとそんなことはない。
今後未来にわたって地球の歴史の中でそれを上回る地震や津波はきっと来る。
人類がどんなに対策をとってもそれを上回る災害は残念ながら必ず来る。
かといってそれに備えて全ての人類の活動をそれ優先にできるかというと
それも無理だ。日々の生活と両立できない。
人命を軽視するつもりは全くないけど、
もうちょっと肩の力ぬいていかないと人間らしくやっていけないんじゃないかな。