いつも弁当のおかずに入れるのにフライパンで魚を焼いている。
毎日ってことじゃなくて、週初めに焼いて作り置きしたりして。
種類もだいたい落ち着いてきて、サバかサケ。たまにブリを揚げ焼きみたいにしたり。
で、フライパンでおいしく焼くコツみたいなのを見かけた。
火をつける前に冷たいフライパンに油をひいて、皮目を下にして魚を並べて、
そこから火をつけるのだそうだ。「コールドスタート」と呼ぶらしい。
これで弱火でじっくり焼く、と。
見本と同じようにサバでやってみたら確かにうまくいった。
そこで、別な日にサケでやってみた。
そしたら見事にフライパンの底にこびりつきまくって、
箸でガリガリとこすってるうちに身もすっかりバラバラになってしまった。
確かに最近、フライパンのコーティングもすっかりくたびれてきてしまって
いろんなものがしょっちゅうこびりつく。
改めて調べてみたら、こびりつきにくくするにはフライパンをしっかり温めておいて
焼くのだと、コールドスタートとは正反対の理屈だった。
確かに、これも毎朝焼いててこっちは最近安定して失敗しなくなってきた卵焼きだと、
フライパンがよく温まらないうちに卵を入れるとこびりついてうまくいかない。
フライパンをしっかり温めておいて、卵を流し入れたときにジュッってなる感じだと
こびりつかない。
魚もきっと同じなんだな。
でも、紹介されててたまたま自分も1回目はうまくいったコールドスタートは
なぜうまくいったんだろう。
サバとサケで違うんだろうか。