きつねうどんの「お揚げ」を調味料でしっかり煮込んで、
うどんの出汁も手作り、という本格的きつねうどんをやってみた。
考えてみると、ちゃんとしたきつねうどんをちゃんとした店で食べたことって
ないんじゃないかな。
そういうとこにいくと釜揚げうどんとかカレーうどんとか、
具だくさんの○○うどんみたいなのを頼んでしまう。
これまで自分が食べたいちばんちゃんとしたきつねうどんって、たぶんカップ麺だ。
で、しょうゆ、みりん、かつお節の粉、味の素に水を足して普通の油揚げを煮込む。
うどんの出汁も同じような感じで、しょうゆ、お酒、みりん、かつお節の粉、味の素で
作って、そこに普通のゆでうどんと刻んだネギを煮込んで、
先ほどのお揚げを乗せてできあがり。簡単だ。
煮込んだお揚げ、動画サイトで紹介されてたのはふっくらおいしそうに
煮上がってたんだけど、自分のは少しペチャってしぼんでしまったけど、
気にしないでうどんにのせていただきまーす。
おお!おいしい!
こういうのなんていうんだ、「上品な味」って言うのかな。
きつねうどんではないけど、ちゃんとした店で出てくるような出汁だ。
お揚げはかむと甘い出汁がじゅわ~って出てきておいしい。
うどんの出汁がちょっと薄めになってしまって、
かつお節の粉は「5g」っていう指定だったんだけど、
家にあったのが2g入りのパックだったので、これを2つ使って4gになったから
足りなかったのかな。それともしょうゆが足りなかったかな。
かつお節はレンジで乾燥させて手で揉んで粉にして使うんだけど、
これで水に溶けてなくなるわけじゃないから、
食べ終わるとどんぶりの底にかつお節の粉がたまって残ることになる。
(せっかくだからたまりきる前に全部飲んだけど。)
これ、かつお節の粉だからこうやっておいしくできるんだと思うけど、
顆粒だしとか白だしとかじゃ物足りないのかな。
そうやって代用品をさがしているうちにもしかして麺つゆに行き着いてしまう
のかもしれないけど、麺つゆには甘みがあまりないから、
特にお揚げを煮詰めるのに甘さを出すためにみりんは使ったほうがいいと思うから、
次はかつお節の粉を代用品にしてまたやってみようかな。
今年の年末の年越しそばはこれ有力だな。11か月先だけど。