昨日、自宅から赴任先へ向かう道路の赴任先近く、
渓流沿いのあたりで新しいトンネルが開通していた。
自分がここに赴任してきたころから、もうそろそろ完成かな、っていう感じで
出来上がっているように見えていたので待ちに待った開通だ。
実際に通ってみるとトンネルそのものは30秒ぐらいで通過してしまう。
旧道もそこまでカーブがきついところっていう感じでもなくて、
ここよりきついカーブはもっとほかにもある。
でも、全部一気にまっすぐになるわけなくて、
こうやってひとつひとつ地道に完成していくんだな。
その一方で、道路って「これで全部完成っ!」っていうことなくて、
これに慣れちゃうともっと通りやすい道路を望むようになっちゃうのかな。
牛の背中に塩を積んで歩いていたころと比べると夢のように便利なはずだけどな。
真新しいトンネルもいつか将来「旧道」って呼ばれるようになるんだろうか。
そういえば、その狭い旧道沿いにはこの地域の特産である
木炭を焼いている小さな「炭焼き小屋」がある。
ここは自分が就職して間もないころ、こっちのほうに出張で連れられてきたときには
もうあって記憶に残っている。
今も時々煙が立ち上っていることがあるからまだ作ってるんだな。
新しいトンネルの開通、関係者の皆さん、おつかれさまでした。