サバの缶詰でサバの味噌煮を作るというのをインターネットで見た。
前に生サバから本格的にサバ味噌をやってみたことがあって、
一応サバ味噌らしくできあがっておいしかったんだけど、
やっぱりサバになかなか味がしみてくれないとか、
ちょうどいい生サバがなかなか見つからない
(骨が多いとか、塩サバになってるとか。)など難しかった。
これがサバ缶で簡単にできるっていうのだからサバ味噌好きにはたまらない。
用意するのはサバの水煮缶。味噌煮缶じゃなくて水煮缶。
あと、ネギ、ゴボウ。こういうのが入ると「料理」って感じする。
それに味噌や調味料。
サバ缶の煮汁をフライパンにあけて、調味料入れて、
ゴボウの薄切りとネギのぶつ切り入れて煮込んで、
ゴボウが柔らかくなったら味噌入れて。
紹介されてた作り方はサバ缶を2つで2~3人分だったのを1つで1人分でやった
ので、調味料もだいたい半分ずつで調整していったんだけど、
味噌は2人分の大さじ1のまま入れてしまった。
で、煮立ったらサバ缶の身を入れて、全体をなじませたらできあがり。
いただきまーす。
うまい!ちゃんとサバ味噌になってた。
味噌を倍の量入れちゃってしょっぱくなっちゃったけど、こりゃいいのを覚えた。
ここで、次のような疑問が当然出てくる。
サバの水煮缶じゃなくて味噌煮缶を使えばもっと簡単にできるんじゃない??
そこで、日を改めて今度は味噌煮缶でやってみた。
もしかして、サバ缶をお皿に出して、レンジでチンしてできあがり!?
それじゃあんまりなんで、ゴボウとネギを使って、同じようにやってみた。
サバ缶の煮汁(味噌ダレ)をフライパンにあけて、
調味料はいらないからゴボウとネギ入れて煮込む。
水煮缶でやったときは調味料を入れて水分が多かったんで
煮込むってのができたんだけど、味噌ダレだけだとすぐに煮詰まってしまって、
でもゴボウには火を通さないといけないし、焦げ付きそうな寸前で
なんとか持ちこたえた。
先にゴボウだけ油で炒めてから始めればよかったかな。
で、サバの身を入れて全体をなじませてできあがり。
さあどうだ!?いただきます!
おいしい。そりゃおいしいよ。サバ味噌缶だもの、これだけで完成されてる。
水煮缶バージョンと味噌煮缶バージョンを2つ並べて食べ比べたわけじゃなくて
日をあけてやってみたんで、どっちがおいしいかって言われると、
うーん、鈍感な自分の舌では甲乙つけがたい。
サバの身に味がしみ込んでるのは味噌煮缶。これは間違いない。
タレも、味噌煮缶は完成されてるし、水煮缶+調味料はこれはこれで
料理した感じがあっておいしかった。
ん-・・。別に甲も乙もつけなくていいよな。